テツノート

哲学にかんすることを書きます。哲学はおもにヘーゲルについて勉強しています。未熟なので是非ご教授ください。

哲学は経験するもの

 哲学あるいは思想を勉強していると「経験しないと分からない」と言われることがある。しかしそれは哲学あるいは思想についても言えることで、哲学あるいは思想の凄さというのは実際にそれを読むなり議論するなりして経験しないと分からない。そして哲学書は、プラトンの対話篇やデカルトの『省察』そしてヘーゲルの『精神現象学』がそうであるように、思考の歩みを読者に経験させるようなものになっている。
 もっと言ってしまえば経験という概念そのものを扱っているのも哲学であるのだから、「経験しないと分からない」という言いは哲学に対しては失当だろう。